●【復興シンボル牛】導入 西都市 地元農家の義援金活用
「命つないで」畜産発展託す
口蹄疫からの復興を進める『シンボル牛』にしようと、西都市は7日、新富町の児湯地域家畜市場であった子牛競り市で繁殖用の雌牛を購入した。
資金は市内の園芸農家を中心とした有志による義援金で、「新たな命をつないでほしい」という有志の思いをくみ取った。
購入した牛は、口蹄疫ワクチンを接種し全頭を殺処分された若手農家に預けられる。
来年秋にも子牛が誕生し、「西都」または「さいと」と名付けられる。
この義援金を呼び掛けたのはピーマン農家の吉野順子さん。
7日は、吉野さんと活動に協力した友人が市場を訪れ、橋田和実市長が52万9千円で落札するまでを見学。
雌牛は今後、世話をする繁殖農家浜砂明宏さんに引き渡された。
浜砂さんはワクチン接種で35頭を失ったが今年4月に牛舎を新築し、飼育規模の拡大を図っている最中だという。
雌牛は市やJA西都などでつくるシンボル牛管理協議会で所有する。


