●【症状届け出制創設】 家伝法改正案
≪空港など水際対策強化≫
農林水産省は19日、口蹄疫や鳥インフルエンザなど家畜の伝染病の感染防止強化策を盛り込んだ家畜伝染病予防法(家伝法)改正案の概要を明らかにした。
口蹄疫などの国内への侵入を食い止めるため、空港や港での水際対策の強化などが柱。
症状の届け出や農家の補償に関する制度も盛り込む。今月開会の通常国会に提出する。
空港や港で家畜防疫館が入国者や帰国した人に質問し、口蹄疫のウィルスなどを国内に持ち込む恐れがあると判断した場合、海外で使ったゴルフシューズなどを消毒できるようにする規定を盛り込む。
現行法では、こうした踏み込んだ対応は難しかった。
≪伝染病の早期発見のための届け出制度も創設≫
届け出が必要な家畜の症状を農相が定め、こうした症状を見つけた場合、獣医師や農家らが都道府県知事に届け出ることを義務付ける。
口蹄疫などの被害が出ている地域で、感染拡大防止のために行う家畜の予防的殺処分や、処分した農家に対する賠償制度も盛り込む。
口蹄疫に対しては、同様の措置は昨年6月施行の口蹄疫対策特別措置法にも規定されており、同法が期限切れとなる2012年3月末以降に備える。



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