●【韓国で口蹄疫】肉用牛でも感染確認 半径3キロ内殺処分始まる
韓国の農林水産食品省は30日、同国東部の安東市の農場で肉用牛が口蹄疫に感染していることを確認した。
農場は29日に感染が確認された養豚農場2カ所から約8キロ離れており、すでに感染が広がっている可能性もある。
同国は養豚農場から半径3キロ以内の牛や豚などすべての偶蹄類家畜約2万3千頭の殺処分に着手している。
本県で4月20日に口蹄疫の感染疑いが確認された前後に、同国では本県で確認された血清型(O型)と同型ウィルスの感染が相次いでおり、今回の発生を受け、国や県は警戒を強めている。
●【また起きたか】 水際対策徹底を 農家に衝撃、自治体緊張
韓国の口蹄疫発生を受けて30日、県内関係者の間に衝撃が走った。
畜産農家は「また起きたか」と戦々恐々。
県は防疫への備えを進め、町役場は農家に情報を通知するなど惨劇を繰り返すまいという緊張感が広がりつつある。
県は、消毒用の消石灰約950袋を県内3カ所にある家畜衛生研究所などに用意。
先の口蹄疫で発生初期に県の獣医師だけで初動防疫を行い、対処しきれなくなった反省から、NOSAI連宮崎に獣医師を派遣してもらう態勢を整えたという。
韓国との定期便がある宮崎空港は、口蹄疫の終息宣言後もマットによる靴底消毒を続けていたが、30日に消毒の協力を求める看板を設置。
今後、ハングルや台湾語などの看板も設置予定だという。
細島港(日向市)と油津港(日南市)も、外国航路を通る貨物船乗員の靴底消毒を継続している。
●【リンゴ食べて元気を出して】 「最後の収穫 被害農家に」
口蹄疫の被害農家を元気づけようと、秋田県から本県にリンゴが届き、すべての被害農家に配られている。
遠く離れた土地からのプレゼントに、農家からは笑みがこぼれていた。
家畜を処分した農家など11市町村の約1300戸に1箱(5キロ)ずつ配布。
箱には、秋田の小中高生らが「頑張れ宮崎」「元気になってください」をしたためた。
鳥インフルエンザの続き・・・
●【島根鳥フル疑い】発生農場で殺処分開始 ウィルス特定待たず
<2万3千羽 感染11月中旬以降か>
島根県は30日、疑い例が出た養鶏場で飼育する約2万3千羽について、殺処分を開始し、3300羽を処分した。
約90人態勢で実施し、焼却や消毒など全作業の完了まで5、6日かかる見通し。
島根県は30日、疑い例があった養鶏場以外の県内47業者を対象に、目視や聞き取りで調査した結果、異常な鶏はみつからなかったと発表。
隣接する鳥取県でも同様の調査で、県内88カ所の養鶏農家で異常はなかった。