2010年11月アーカイブ

≪検証  口蹄疫≫

●【強制捜査権なく限界】 「任意」に農家から疑問

ウィルスの侵入経路感染拡大の原因究明を目指す農林水産省の疫学調査だが、24日に公表した中間取りまとめでは、主な農場への侵入時期を推定しつつも、本県への侵入原因の特定は困難とした。

任意の聞き取りや提出資料に頼る調査の行き詰まりに対して、農家の間では強制捜査権を持った疫学チームの創設を求める声も根強い

 

 

≪口蹄疫 再生≫

●【東京で全国物産展にぎわう】児湯郡業者ら特産品PR

「2010ニッポン全国物産展」は29日まで3日間、東京の池袋サンシャインシティで開いた。

本県からは口蹄疫被害にあった児湯郡を中心に10業者・団体が出展。

本県出身タレントらによる料理紹介もあり、県産品を売り込む機会にもなった。

川南町からは地頭鶏入りチーズなどの赤坂、たれなどを扱うファミリーショップ小野アリマン乳業、高鍋町の青木落花生店、新富町の木村漬物宮崎工業のほか、肉巻おにぎりやハトムギ茶などを扱う業者も出店した。

 

 

●【本県へ種雄牛精液提供】 "宮宮連携"で復興後押し   <宮城県>

口蹄疫で被害が出た本県の畜産復興を支援しようと、宮城県は29日、同県の種雄牛5頭の凍結精液ストロー計250本を本県に無償提供すると発表した。

精液ストローの提供は青森県に次いで2例目

29日に発送し、高鍋町の県家畜改良事業団に到着するのは12月1日の予定。

 

 

今度は鳥インフルエンザの話題です・・・。

●【島根で鳥フル疑い】H5型か  養鶏場35羽死ぬ

島根県は29日、同県安来市で死んだ養鶏について、高病原性インフルエンザが疑われると発表した。

簡易検査で陽性反応が出た。

動物衛生研究所に検体を写し、詳細検査する。

県は、ウィルスはH5型とみられると明らかにした。

感染が疑われる農場の全ての養鶏を、30日から殺処分することを明らかにした

●【8000人 県産肉に舌鼓】  宮崎市で畜産フェア

口蹄疫終息に伴い、県民の支援に感謝を伝えようと、みやざきブランド推進本部は28日、宮崎市塩路のシーガイヤ・オーシャンドーム前駐車場で「はばたけ!みやざき畜産フェア」を開いた。

県産焼き肉セットが市価の3~5割引きとあって、家族連れなど8千人(主催者発表)が来場、バーベキューを楽しんだ。

●【殺処分家畜補償金】支払い完了ずれ込み 

口蹄疫対策で殺処分された家畜に対する補償金(手当金)の支払いが遅れている問題をめぐり、東国原知事は26日、目標としていた今月中の支払い完了は不可能として、12月末までずれ込む見通しを示した。

補償金は家畜の頭数ごとに概算払いを実施。その後、家畜の血統生育日数、繁殖能力などに応じた精算払いを進めている。

しかし、その裏付けとなる書類を一頭ずつ調べなくてはならず、時間がかかっている。

 

 

●【ニシタチ活気取り戻せ】 年末に向け集客懸命

口蹄疫の影響で低迷が続く飲食業界。

忘年会シーズンが近づいても、回復の兆しは見えない。

そんな中、宮崎市の繁華街「ニシタチ」に活気を取り戻そうと、宮崎市社交飲食業生活衛生同業組合が26日夜、「宮崎焼酎祭り・誰でも参加 大忘年会」を開催。

一人千円でおつまみ付の飲み放題とあり、参加者は寒さを吹き飛ばすような盛り上がりで杯を重ねていた。

年末へ向けてスタンプラリーなども予定しており、忘年会を浮揚のきっかけにしようという機運が高まっている。

●【防疫指示が不十分】国の責任厳しく指摘 <農水省検証委最終報告>

検証委の最終報告は、対応の問題点と改善すべき点を指摘。

問題点では5月19日に決定された家畜へのワクチン接種を「結果的に決定のタイミングは遅かった」とし、方針を決めた牛豚等疾病小委員会に関し「対応、開催頻度に問題があった」と結論づけた。

疫学チームの中間取りまとめは、児湯郡内の初期発生事例を中心にウィルスの侵入、伝播の経緯を細部にわたり検証。

ウィルスの侵入が早かったと推察された3農場(1、6、7例目)に関して、海外渡航者などとの接点は確認できておらず、見学者ら外部者の出入りに関する記録もないため「これ以上の検証は困難」としながら、「人の移動でウィルスが侵入した可能性は否定できない」とまとめた。

●【口蹄疫水際対策充実を】全国知事会議で国へ要望 <東国原知事>

東国原知事は22日、政府主催の全国知事会に出席し、口蹄疫に関連して国内へのウィルス侵入を防ぐ水際対策の充実などを国に求めた。

知事は閣僚懇談の席で、口蹄疫が多方面に及ぼした影響に陳謝し、全国からの支援に謝意を伝えた

その上で「法改正を含め都道府県、市町村、国の役割分担を明確にし、早期措置できる万全の体制を整えてほしい」と要望。

さらに「水際作戦は地方では限界がある。国が危機管理意識を持って対策を充実していただきたい」と求めた。

●【被災農家3割未払い】養豚頭数多く評価難航  <補償金精算>

口蹄疫で殺処分された家畜に支払われる補償金は、家畜の評価に時間がかかり、農家への支払いが遅れている。

県は今月中に精算支払いを終える方針だが、19日時点で対象の3割の農家で未払いのままだ

農家からは「家畜の導入費や餌代が払えない」と不満の声も上がっている。

県は当初、10月までに精算払いを基に1頭ずつ家畜を評価するため、予想よりも手続きに時間がかかっている。

東国原知事は10月末に会見で作業の遅れを認め、「11月末までには、できる限り全部の精算払いを終えたい」と表明。

県畜産課職員を増員するなど、急ピッチで手続きを進めている。

●【復興支援ありがとう】 感謝込め安価で販売 都内で物産展 <新富町>

口蹄疫被害に対する全国からの支援に感謝しようと、新富町は17日からJR東京駅日本橋口前で物産展を開いている。18日まで。

旬の野菜や加加工品など特産の数々を安価で販売し生産者も感謝の気持ちを伝えている。

乗降客が多い東京駅に近いとあり、あいにくの雨にもかかわらず足を止める旅行客や会社員も。

生産者らは「宮崎県の新富町です」「口蹄疫の際は、ご支援ありがとうございました」と声をかけながら、青果物や商品を説明するなどしている。

●【農場衛生管理徹底を】基準冊子県が作成 <近く全農家に配布>

畜産農家が取り組むべき衛生対策を定めた飼養衛生基準の周知を徹底図ろうと、県は生産者向けマニュアルをまとめたリーフリット1万6千部を作成した。

近く市町村を通じて牛や豚、鶏の全農家に配布。

多大に家畜の犠牲を払った口蹄疫の教訓を受け生産現場の足元から衛生対策の再点検を促す。

 

 

●【宮崎牛香り最高】 振る舞いに選手ら太鼓

ダンロップフェニックストーナメント大会事務局は16日、宮崎市のフェニックスCCでバーベキューパーティを開いた。

宮崎牛など選手たちに振る舞い、口蹄疫からの復興を支援しようと企画。

練習を終えた選手らが次々と訪れ、県産食材に舌鼓を打った。

より良き宮崎牛づくり対策協議会などが宮崎牛8キロ、ハマユウポーク5キロを提供。

会場では選手たちの目の前で宮崎牛のステーキで焼かれ、片山晋呉選手ら有名プロが堪能した。

●【自慢の味と「元気」PR】 東児湯鍋合戦に地域一丸

口蹄疫被害が集中した東児湯5町が鍋料理で対決する「東児湯鍋合戦」は14日、高鍋町の県農業科学公園ルピナスパークであった。

5町が連携して行うイベントは口蹄疫終息以降は初めてで、地取れ食材を用いて工夫を凝らした鍋料理で、訪れた過去最多の約2万人に「元気」をアピール

最も優れた鍋料理を出した町に贈られる「東児湯鍋将軍」の将軍の弥号は、特産のトマトをベースとする鍋料理を出した都農町が初めて獲得した

都農、高鍋町の姉妹都市や友好都市である北海道佐呂間町山形県米沢市と青森県六ヶ所村が初めて参加し、シャケ鍋や芋煮などでイベントを盛り上げた。

 

 

●【慎重判断要した】 被害者協に県初動遅れ報告

県は15日、口蹄疫の被害者らでつくる口蹄疫被害者協議会が「初動防疫遅れの原因」の究明などを求め県に提出していた質疑書に対し、回答した。

1例目の発見が遅れたことについて県は、典型症状の水疱がなかったことなど説明。

「県検証委員からも、韓国での発生などを踏まえ慎重な判断が必要だったと指摘された。」と述べた。

 

 

●【東児湯5町で目視検査開始】初日62戸異常なし

東児湯5町で家畜の飼育が再開してから2週間が経過したのを受け、県は15日、家畜の健康状態を調べる目視検査を始めた。

初日は川南など5町で62戸などを対象に実施し、異常は見られなかった

●【「心ひとつに」まい進】会員ら発展誓う <川南町商工会設立50周年大会>

川南町商工会(津江章男会長)の設立50周年記念大会は7日、町文化ホールであった。

会員や町、児湯郡の商工関係者ら150人が出席。

輝かしい歴史のさらなる発展と「心ひとつ」を掲げて口蹄疫からの復興にまい進することを誓いあっ

た。

津江会長はあいさつで宮崎を代表する市に成長した軽トラ市をさらに盛り上げていきたい」と抱負。

口蹄疫問題に対し「元の町の状態になるには数年かかる。関係団体と協力し復興に取り組む」と話した。

大会前には、節目を祝って音楽祭と活性化フォーラムを開催。

フォーラムでは畜産農家や漁業者らがパネルディスカッション。

口蹄疫や農商工連携、地域経済について活発に意見を述べた。

 

 

●【口蹄疫重点1044億円補正】 県本年度予算案 <過去最高、総額7732億円>

県は12日、口蹄疫からの復興対策に重点をおいた総額1044億5627万円に上る本年度の一般会計補正予算案を18日開会する11月定例県議会に提案することを明らかにした。

補正額としては過去最高。

ただ、財源は不足しているため、借金に当たる県債を1005億円発行

県債残高は初めて1兆円を超える。

口蹄疫対策の予算措置が相次ぐ県財政は厳しい局面を迎えている。

 

●【種雄牛扱い特例今後は一切なし】 農水省検証委

本県口蹄疫への国や県の対応、防疫が適切だったかなどを第三者が検証する農林水産省の口蹄疫対策検証委員会の第14回会合は10日、同省で開き、今月中の取りまとめを目指す最終報告に向け、生時の自治体所有種雄牛の取り扱いなどについて意見交換した。

種雄畜牛に関しては家畜改良事業団の6頭の特例扱いを求めた県、認めた国の責任の所在を詰め切れなかった。

ただ、山根座長は今後の特例について一切認めないことになる」との認識を示した。

●【応援ステッカー 益金の一部贈る】ラブラッピング <川南イベント実行委へ>

都農町の有志らでつくる「LOVE WRAPPING(ラブラッピング)」は、口蹄疫被害者を応援するステッカー販売で得た義援金の一部を、川南町の復興イベント「WeLoveかわみなみ」の実行委員会にこのほど贈った。

全国から支援が寄せられ、約200万円の義援金が集まったという。

基金は都農町の復興イベントに協賛したほか、復興に関する催しに協力している

 

 

●【現場の対応学びたい】  三重・松坂市長が西都市長表敬

口蹄疫での現場の対応を学ぼうと三重県松坂市の山中光茂市長が9日、西都市の橋田和実市長を表敬訪問した。

本県から出荷された子牛が同市のブランド「松坂牛」の素牛になっていることが縁で実現。

山中市長は「混乱する現場でのノウハウを学び、今後も同じブランドを持つ産地として連携していきたい」と語った。

 

 

●【畜産王国復活誓う】 JA関係者ら総決起大会 29万頭の冥福祈る(都城)

がんばろう都城」畜産総決起大会は9日、都城市都北町のJA都城家畜市場であった。

参加者は、殺処分された家畜を慰霊するとともに、畜産王国の復興へ向け誓いを新たにした。

●【指揮系統異なり混乱】

口蹄疫の初動防疫の要は、患畜、疑似患畜の敏速な殺処分と埋却。

県や発生自治体は、重機の操作など専門技術が求められる埋却作業を建設業に頼った。

最も感染が広がった川南町では、以前から町と地元建設業者が災害時の協力体制を構築している。

口蹄疫でも業者は町の要望に応えようと努めたが、埋却作業は難航した。

現場に家畜保健衛生所や本庁関係課など所属の違う県職員が複数おり、異なる指示が飛び交ったことが原因だった。

建設業者やJA、農家などさまざまな組織、個人が入り交じった殺処分、埋却現場にあって、行政は「つなぎ役として役割が期待された。

それは独自の指揮系統を持つ自衛隊に対しても同じだったが、作業従事者からは「自衛隊は現場で浮いた存在だった」との声が聞かれる。

●【泉谷さんら復興へエール】歌と花火2万人酔う  ≪宮崎市で野外イベント≫

口蹄疫復興を支援しようと、シンガー・ソングライターの泉谷しげるさんらが企画した野外イベント「水平の線の花火と音楽」(同実行委員会主催)は7日、宮崎市のみやざき臨海公園であった、

高鍋町出身の今井美樹さんや松山千春さん、ロックバンドGLAYのTERUさんら14組が出演。

華麗な花火と歌の共演に、約2万人の観客は復興への力強い後押しを感じ、熱い声援と拍手を送った。

 

 

●【宮崎の祭りに定着を】 「第一歩」成功手応え ≪泉谷さん復興イベント≫

    <運営支えた県民ボランティア>

「地元に元気を」。県内外から約2万人を集めた。大型イベントを陰で支えたのは、共通の願いを抱く286人の県民ボランティアたち。

7年間は続けたい」と泉谷さんが語るイベントで、第一歩の手応えを感じたボランティアたちは「宮崎の祭りとして定着させたい」と気持ちを新たにした。

●【獣医師の経験 冊子に】   専門家向け詳細開設  児湯の30人

 <殺処分の問題点指摘>  <防疫や埋却法で提言>

口蹄疫の感染が集中した児湯郡で、殺処分やワクチン接種に携わった県獣医師会児湯支部の獣医師が、自らの経験を冊子「2010年口蹄疫の現場から」にまとめた。

同支部は児湯郡の民間獣医師52人で構成。口蹄疫感染が確認された当初は、県の獣医師が殺処分にあたっていたが、爆発的に広がった5月上旬から、殺処分やワクチン接種に加わった。

冊子は500部作成。

今後の防疫に役立ててもらおうと、県内市町村の畜産担当者や全国の獣医師会に送る。

●【これからも支援を】感謝祭に県出身者ら500人   <都内>

口蹄疫被害を受けた本県支援のため、特産品フェアなどを開いた企業観光PRに尽くした県出身者らに感謝しようと、県は4日、都内のホテルで「みやざき感謝祭」を開いた。

各界から出席した約500人に東国原知事らが現状を報告し、一層の支援を要望した。

東国原知事が「終息までの4カ月間、全国から多くの支援をいただき、流通関係の方々にも応援フェアを開いていただいた」と感謝し、「今まで以上の元気な宮崎にしていくため、今後もご支援をお願いします」と要請した。

出席者たちは、宮崎市出身のお笑いコンビ「響」などのステージも楽しみながら本県の食材、料理を堪能して復興を願った。

 

 

●【県ラグビー協 「手術募金を」】 口蹄疫支援に"恩返し"

           ≪心臓移植待つ麻生修希ちゃん≫  福岡

日本ラグビー協会A級レフェリーの麻生彰久さん(福岡市)の長男で、重い心臓病を患い移植手術が必要な修希ちゃん(2)を支援しようと、県ラグビー協会は募金活動に取り組んでいる。

6、8、9日の県中学校秋季大会ラグビー7、10,14日の全国高校ラグビー大会県予選では会場の宮崎市・県総合運動公園ラグビー場に募金箱を設置し、協力を呼び掛ける。

修希ちゃんは拡張型心筋症に苦しんでおり、日に日に病状は悪化。

8月には重度の心不全に陥るなど事態は切迫、米国で一日も早く手術を受けるための準備を進めている。

●【接種時期判断に課題】 全頭殺処分、課題も

国の口蹄疫防疫指針で「まん延防止が困難な場合」の措置とされるワクチン使用を政府が決めたのは5月19日

県がワクチンを含む予防的殺処分の検討を国に求めた2週間も後だった

もう少し決断が早ければ、被害を抑えられたのでは。」そう悔やむ地元獣医師や農家は少ない。

ワクチン接種、全頭殺処分」の政府方針は、農家への補償が明示されないまま出され、地元首長らは強く反発した。

当時、口蹄疫の感染疑いが確認されていなかった西都市の橋田和実市長は「頭を下げるのは農家の顔を知る市町やJA。国は明日から打せろと言うが、機械的作業ではない。」と今も憤る

 

 

●【ラッピングバス 九州に復興PR】 県とバス協キャンペーン

県と県バス協会は2日、口蹄疫からの復興にちなんだデザインを車体に施したラッピングバスを、九州管内で走らせるキャンペーンを始めた。来年3月末まで

ラッピングを施すのは本県と福岡、長崎、熊本を結ぶ宮崎交通の高速バス3台

宮崎の空をイメージした青色の背景に、「日本中にありがとう」「皆様のご支援のおかげで安心安全を取り戻すことができました」の文字が書かれている。

 

 

●【MOVEバンド完売で収益寄付】 500万円 川南の農家ら 県に

川南町の若手農家らでつくる若者連絡協議会は2日、口蹄疫で犠牲になった家畜へ感謝を込めて作製したリストバンド「MOVEバンド」の販売収益の一部、500万円を県に寄付した

6月末~9月末に町内の飲食店やコンビニエンスストアで販売。ホームページや県外JAの青年部を通すなどして全国から注文を受け付け、完売したという

リストバンドの販売収益は約1千万円残り約500万円は川南町に寄付するという

 

 

●【精いっぱい育てる】  牧場復興へ決意新た  <高鍋農高>

      山形の業者 高額子牛を贈呈

口蹄疫で家畜が殺処分された高鍋町・高鍋農業高校畜産科の生徒を励まそうと、山形県米沢市の畜産業者が約260万円という高値で購入した子牛1頭が2日、同校に送られた。

同校は1日に肉用牛4頭を購入したばかり。県畜産共進会のグランドチャンピオン牛を出したこともある牧場復興への大きなプレゼントに、生徒らは「精いっぱい育てて、歴史に残る牛にしたい」と決意を新たにした。

 

 

●【東児湯に和牛203頭】 発生から半年 畜産再開 県内全域へ

初日は和牛繁殖農家経営の83農場に203頭を導入。

4月20日に最初の口蹄疫が確認されてから約半年を経て、ようやく県内すべての地域で畜産が再開。

畜産基地「新生」に向け、本格的なスタートを切った。

県は導入から2週間をめどに、獣医師や家畜保険衛生所の職員を各農場に派遣し、目視で異常がないか確認する。

 

 

●【牛のにおい懐かしい】  農家、世話追われ笑顔

「牛舎に活気戻った」。口蹄疫の感染が集中した東児湯5町で家畜の飼育が再開された1日、農家は笑顔で牛を迎えた。

急速に感染が拡大したウィルスの恐怖を体験したことで、「二度と口蹄疫を出したくない」と、農場の消毒をこれまで以上に徹底する農家も。

一方で補償金の精算払いが遅れている影響もあり、再開を先延ばしするケースも出ている。

 

●【復興の即戦力】期待  県、2獣医師前倒し採用  宮崎、都城家保へ

県は1日、家畜防疫に関する態勢強化のため、県職員として勤務する獣医師2人を5カ月前倒しで採用し、同日辞令を交付した。

口蹄疫問題では防疫に携わる獣医師不足が指摘されていた

 

 

●【畜産県の友情感謝】 青森種雄牛精液が到着

口蹄疫で50頭の種雄牛とその候補牛を失った本県の和牛改良に活用してほしいと、青森県から無償提供された同県の種雄牛「第1花国」凍結精液100本が1日、本県に到着した。

県庁知事室で贈呈式があり、東国原知事が同じ畜産国としての友情に感謝した。

 

 

●【大阪初開催の物産フェア盛況】  県外売り込み手応え

3日間の合計入場者数3500人、総売上高205万円-。

えびの市が口蹄疫復興イベントの柱として企画し、10月15~17日、大阪市中央区で開いた「がんばるえびの市物産フェア」は予想以上に盛況だった。

今後も県外で物産展を開催する意向を持つ市にとって、大きな財産となった。

●【復興の絆見せつけろ】 長渕剛さんトークライブ≪住民ら2500人と熱唱≫ 川南

全国に復興の絆(きずな)と開拓魂を見せつけろ」-。

シンガーソングライターの長渕剛さんが30日、口蹄疫の激震地・川南町を訪問、現地であったFM宮崎の番組公開録音「トークライブin川南」に出演した。

被災者に激励のメッセージを送った長渕剛さんは、集まった地元住民らに2500人ととも復興への願いを込めて熱唱した。

長渕さんは「自分も人知れず泣き、苦しむことがある。それを知らんぷりするのは嫌だ。川南町にとにかく行きたいと思った」と被災者への思いを暴露。

前日に町内の畜産農家を訪ねたことを明かし、「一匹も牛がいない牛舎に無念さ、悲しみ、いら立ちを感じた。太陽が照らした農家のやさしいまなざしには、きっと明日が来るんだと思わせた」と語った。

この後、来場者とともに何度も「ガンバロー」とこぶしを突き上げた長渕さん。

「この地に眠る牛やプチのためにも歌おう」と呼び掛け、会場に立つ「畜魂慰霊碑」を前に「乾杯」や「巡恋歌」、「とんぼ」など往年の名曲を熱唱。

会場から「ツヨシ」コールが巻き起こった。

 

 

●【家畜あす再導入】 東児湯5町    <経営再開 県内全域へ>

口蹄疫で牛や豚がすべて殺処分された東児湯5町の農場で11月1日から家畜の再導入が始まる。

宮崎日日新聞の調べでは、初日は5町の和牛繁殖83農場で導入される見込み。

先行して9月30日から家畜の導入を始めた西都市を含め、県内全域で畜産経営が再開される

川南町では肥育1農場も牛22頭の導入を予定しており、酪農場での導入再開は11月上旬から同中旬、養豚農場は中旬以降になる見通し

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